カフェに行くと、かわいい女性やかっこいい男性が働いていることがよくあると思います。
そんなお店に行くと、このお店は「顔が良い」人しか採用しないのかな?と感じてしまいますよね。
そう思う人が多いのか、「カフェバイトは顔採用である」というウワサが流れているようです。
しかし、果たしてこのウワサは本当なのでしょうか?
このページでは16年間カフェで働いてきた私が知る「カフェバイトは顔採用」の真実をお伝えします。
カフェバイトは顔採用って本当?
あなたはカフェを利用していて、ふと「このお店はかわいい女性が多いな」と感じたことはありませんか?
また、「あそこの店員さんはかっこいいから常連になろう!」とカフェに通った経験はないですか?
このようにカフェには美男美女が集まりやすい傾向にあるようです。
あまりにそのようなお店が多いのか、「カフェは顔採用である」というウワサが流れるほどです。
実際にカフェによく行くという10~30代の男女に独自でアンケートをとったところ、「カフェは顔採用だと思う」と答えた人は約半数もいました。
(10~30代の男女100名へアンケート)
「カフェバイトは顔採用」は半分ホントで半分ウソ!
この「カフェバイトは顔採用」というウワサ。
16年間カフェで働いている私からすると、実は「半分ホントで半分ウソ」なのです。
顔採用なんかありません!と胸を張って言いたいところですが、顔採用をおこなっているカフェは存在します。
また、顔採用のつもりはなくても美男美女が集まってしまうカフェも多くあります。
どうして顔採用だと思われるのか、どうしてカフェに美男美女が集まりやすいのかをこれからお伝えしていきますね。
「カフェバイトは顔採用」の真実
実はカフェに美男美女が集まるのは「顔採用」をおこなっている、いないに限らず以下のような理由が関わっているのです。
面接官の好みが大きく反映される
人には「好みの顔」や「好きなタイプ」というものがあります。
バイトの面接でもこの『好み』が大きく反映されることがあるのです。
実は、面接官が意図的に自分好みの顔の人を採用することがあります。
「バイトの採用をタイプで決めるなんて!」と思われるかもしれませんが、あまり能力やスキルを重要視しないアルバイトの採用では起こりうることなのです。
そのため、面接官の好みによって美男美女が集まりやすくなる場合があるのです。
また無意識に自分好みの人を採用する、もしくはなんとなく自分とは合わなそうな人を不採用にするということもあります。
悪気があってそうするのではなく、面接官自身でも気づかないうちに好みによって判断をしているケースもあります。
「カフェ=おしゃれ」だから美意識が高い人が集まる
カフェはおしゃれなイメージがありますよね。
そのため、カフェでバイトをしていると「おしゃれな人」というイメージを持たれます。
- 自分をおしゃれに見せたい
- おしゃれな場所で働きたい
このように思っている人は服装やメイクなどの美意識が高い傾向にあり、おしゃれなバイトであるカフェに集まりやすいのです。
また接客業であるカフェの仕事は常にお客さまの視線を感じる仕事でもあります。
なので、自然と美意識が高まっておしゃれに気を遣うようになる場合もあります◎
お店のイメージを守るための暗黙の了解
「顔採用」という制度を実施しているお店は店長や社員が暗黙の了解でやっていることが多いです。
ごくまれに面接時のチェックシートに外見の欄が存在するお店もありますが、たいていの場合はなんとなくの暗黙の了解で「線引き」をしているでしょう。
ではなぜ暗黙の了解が存在するのかというと、『お店のイメージを守るため』という理由が挙げられます。
カフェのバイトはお客様と接する事が多く、特にホール勤務だと常に誰かと会話し ていることが業務内容のほとんどです。
つまりスタッフの顔はお店の顔でもあるのです。
そのため、お店のイメージに合う顔なのか、お店のイメージを損なう印象を与えないのかは重要なポイントとなります。
ただしこれは、「顔がかわいい・かっこいい」かそうでないかということではなく、系統や雰囲気が店に合っているかどうかの問題だと思ってくださいね。
もしかして顔採用で落ちた?採用されなかった理由
このように、カフェによっては意図的であれ無意識であれ何らかの顔採用があるかもしれません。
しかし、もしあなたがカフェバイトの面接に落ちてしまったとしても、それは顔採用が原因ではない可能性の方が高いでしょう。
なぜならカフェでは「顔」よりも「清潔感」や「コミュニケーション」が重視されることがほとんどだからです◎
髪がボサボサ、化粧をしていない、服もシワだらけ・・・これではいくら美人でも 採用したい!とはなかなか思えないもの。
また、面接官に挨拶をしない、雑談レベルでも会話が成立しないなどコミュニケーション力が不足していると思われればカフェには向いていないなと思われるでしょう。
カフェのバイトに求められるものは?
これはカフェだけでなく接客業全てにおいて言えることですが、面接時に最も重要視されるのは「人柄」です。
お客様と接する機会の多い人ほど「お店の顔」を作る大切な役割を持ちます。
つまり、お店としてはお客様に好印象を与えるような明るく笑顔が素敵な従業員を求めているという事です。
また、どんなに接客が行き届いていても従業員同士がギスギスしていたらお店の雰囲気悪化だけでなく従業員の離職率が上がってしまいます。
そういったことがないよう、接客のスキルだけでなくコミュニケーション力や協調性のある人が求められます。
このようにカフェのバイトの採用では見た目の清潔感や面接時の態度はとても大切なのです。
当サイトでは面接時のマナーや失敗しないポイントをお伝えしていますので、ぜひ熟読して面接にのぞんでくださいね!
まとめ
「カフェバイトは顔採用」のウワサは半分ホントで半分ウソだということがわかってもらえましたか?
面接官の好みが反映されたり、お店の印象を損なわないかで判断されることは少なからずあることです。
しかし、顔よりも重要なのは「コミュニケーション」「清潔感」「笑顔」などあなたの人柄です。
それを意識して面接にのぞめば採用の可能性はグッと高まるでしょう。あなたの魅力を伝えてお店の顔として楽しく働きましょう!